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第4弾『絆』がんばろう日本!「東北応援研修旅行」
<実施日>平成26年11月18日(火)~19日(水)
<訪問地>福島県 相馬市  <参加者>女性党員 36名

多くの尊い命が失われ、また、原子力発電所の事故により、故郷を離れ仮設住宅などで不自由な生活を送られている、東日本大震災の被災地応援として、神奈川県連女性局は「被災地に寄り添い、東北に足を運ぶことこそが、女性の私たちにできる応援」と考え、震災から3カ月後の平成23年6月には福島県磐梯熱海、同年10月には宮城県白石市に一泊で訪問、また、平成25年11月には福島県いわき市へバス7台により、日帰りにて訪問した、「『絆』がんばろう日本!東北地方応援旅行」を実施してまいりました。

そして、4回目となる今回は、福島県相馬市を訪問地とし、現地、相馬市の立谷清市長、「門馬裕子」市議会議員、また震災後仮設住宅などで避難生活をされている方々と編み物(エコたわしの製作)を通じて交流を続けている「あむエコネットの笹久保さん」、現地で支援活動を続けておられる「NPO相馬はらがま朝市クラブの 押田さん」などなど、たくさんの方々にご協力をいただき、11月18日(火)~19日(水)一泊二日の日程で実施いたしました。

今回は、是非、仮設住宅などでいまだに避難生活を送られている方々と交流を持ちたい、お話をうかがいたいという参加者からの声に応え、現地の方々のご協力により相馬市大野台の仮設住宅にて交流会の設定が叶いました。持参した神奈川のお菓子とご用意いただいた福島のお菓子をみんなで食べながら、少しの時間でしたが震災当時から今に至るまでの苦労話や、今後の不安、また、そんな中でも仲間で楽しく「エコたわしを作ってるよ」、「親戚が神奈川にいるんだよ」などのお話とともに、「政権が自民党に戻って本当に良かった」と心強いお話をお聞かせいただきながら、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

また、震災語り部さんにバスに乗車していただき、バスを進めながら車窓の様子についてお話を聞かせていただきましたが、除染作業で出た土壌を一時的に貯めておく場所や、地域すべての住人が建物を残して非難せざるを得なくなった街では、当然がら誰ひとり人影を見ることもなく、とても同じ日本の風景だとは思えないほどでした。

しかし、港では少しずつ操業も始まり活気が出てきているようですし、相馬市内は復興も早く、街中いると震災被災地だったとは思えないほどの復興の進み具合でした。これも医師でもある「立谷清」相馬市長のお話のとおり、リーダーの責任感と覚悟そして実行力がいかんなく発揮できているからこそのスピード感なのだと感じました。

既に被災地の状況をテレビで見ることも少なくなってきましたが、これからも神奈川県連女性局は、今度は神奈川で大震災が発生するかもしれないことから「お互いさま」の精神で被災地に寄り添い、今後も継続して応援していきたいと考えております。

 

「第4弾 『絆』がんばろう日本!東北地方応援旅行」
〔実施日:11月18日(火)~19日(水)訪問先:福島県相馬市〕

11月18日(火)
7:30発 横浜駅西口
11:30着 昼食 復興飲食店街・夜明け市場「五楽」(いわき市)
12:15発
13:30  語り部さん乗車(車中での研修)
14:30着 仮設住宅:「大野台第6仮設住宅」
(仮設住宅で避難生活を余儀なくされている方々と懇談)
15:30発
15:55着 宿泊地「夕鶴」
16:00  「立谷秀清」相馬市長との懇談

11月19日(水)
9:30発 相馬観光復興御案内処(市観光課)による「被災・復興現場の視察」
9:55  「慰霊碑」
(車窓:相馬工業団地→仮設焼却炉・除染廃棄物仮置き場→明神前災害公営住宅など)
10:25  「磯部コミュニティーセンター」
11:15  「道の駅・そうま」
11:35  「防災倉庫」
12:00着 昼食 復興商店街「相馬野馬追の郷 はまなす商店街『報徳庵』
13:20着 特産物などお買物「道の駅・そうま」
19:00頃 横浜駅西口にて解散

三原じゅん子
あさお慶一郎